2024年6月2日(日) 八千代市ふれあいプラザ
「自然の面白さや大切さを多くの人と分かち合い、そのことを通じて自然を守っていきたい」という思いのもと、自然のファンを増やす活動をしているささき隊長とゴンベが今年も八千代市にやってきてくれました。
台風の影響が心配されましたが、雨に降られることもなく晴れ間ものぞいたくらい。
参加者が集まる前に講師とフィールドの確認をした時には、開催1週間前には見られなかった昆虫も出てきていて、子ども達が生き物と出会って目を輝かせる姿が想像できました。
「わくわく自然探検隊」は、フィールドワークと生き物のレクチャーで構成されています。
前半はささき隊長の指導のもと生き物探しをします。
最初に出会ったのは、カマキリの卵。カマキリの種類も色々ですが、それぞれの卵に特徴があることから、カマキリについてよく知っている子どもは、どのカマキリか一発でわかったようです。
そのまま、田んぼの周りのあぜ道を歩き、草をかき分けたり田んぼを覗いたりしながら生き物探しをします。
蝶々を追いかける子、イナゴを見つけて大喜びの子、カマキリの赤ちゃんに目を輝かせる子。
小さな生き物を見つける姿は宝さがしをしているようでした。
お父さんの参加も多く、お父さんと子どもで楽しそうに生き物を観察している姿もみられました。
後半は屋内で生き物レクチャーです。
ここからは、ささき隊長のお友達であるタヌキの男の子「ゴンベ」が登場です。
ゴンベを操るのは、八千代でお馴染みの「ぱぴぷぺぽ劇場」主宰のおいけ家金魚さん。
レクチャーの今回のテーマは「昆虫の変態」
変態とは「幼虫と成虫で全然違う姿に変わること」
芋虫が蝶々になる姿を題材に、ささき隊長とゴンベが軽快なトークで参加者を惹きつけます。
登場した芋虫をみて「ナミアゲハ!」って声をあげた子どもがいて、驚きました。
わくわく自然探検隊の中でおいけ家さんが操る人形は、どれも特徴を捉えた作りとなっています。
本物に寄せているからこそ、小さな子ども達も講座に集中してくれるのでしょうね。
さすがプロです!
そして、お話しの内容は小さな子どもでもわかりやすく、大人も思わず「へー」と言ってしまうほど。
図鑑には載っていない豆知識などもあったりして、とても学びがある内容でした。
フィールドワークとレクチャー。あっという間の2時間でした。
自然観察が好きな人にはたまらなく楽しい時間です!
ささき隊長・おいけ家金魚さん ありがとうございました!
(担当:やなぎだ)