2024年8月31日(日) 人形劇団ひとみ座スタジオ <子どもゆめ基金助成活動>

「みんなで人形劇 ~観て・作って・動かそう~」
人形劇団ひとみ座の「9月0日大冒険」は夏休みの最終日8月31日から始まる冒険の物語です。
その8月31日、台風の動きがギリギリまで分からず、誰もが心配しながら当日を迎えましたが、無事バスツアーで神奈川県川崎市にある人形劇団ひとみ座のスタジオに行って来ました。
※写真はクリックで開きます
参加者はスタッフを含めて30名。かもめ観光のバスに乗って、村上駅のロータリーを出発すると、渋滞に巻き込まれることもなく、予定していた時間よりも早く到着しました。
バスの中では、マイクを回して自己紹介。名前、学校、学年の他に、好きな食べ物・果物、どんな曲が好きかを披露しました。好きな曲名を聞くと、その人の年齢や生きてきた時代年代がわかるなあと、大人は妙に納得(笑)。
それから、3択クイズやしりとりをして遊びました。このしりとりもなかなか奥が深い!普通のしりとりの他に、5文字以上しばり、苗字しばり、曲名しばり等々、子どもたちの提案で、帰りのバスでもしりとりがずーっと続いていました。


バスを降りると劇団の方がお迎えに来てくださいました。出発の時には曇り空だったお天気もすっかり晴れて青空に。2分くらい歩くと、お馴染みのひとみ座のマークがある建物や劇団のロゴの入ったトラックが見えてきました。そして門やあちこちに素敵な看板が!おもてなしが嬉しいですね。


人形劇団ひとみ座は、創立75年の老舗の人形劇団です。
入口には、懐かしい「ひょっこりひょうたん島」の人形たちが展示されていました。



午前中は、2組に分かれて見学。本物の舞台セットが置かれた稽古場やアトリエ、地下の倉庫などを案内していただきました。









地下の倉庫には、今まで手掛けた作品の様々な人形が、作品ごとの棚の中に大切に保存されていて、まるで博物館のようでした。
それから、色々なタイプの人形を実際に手に持って動かす体験!
小さな生き物の人形から、大きくて重い人形、上から吊って動かすタイプの人形、二人がかりで動かす人形など、それぞれ扱い方が違って、なかなか思ったように動いてはくれません。鏡を見ながら動かしているうちに、周りの人たちともすっかり仲良くなって、人形たち同士のセリフを勝手に考えたり、物語を作ったりして、あっという間に時間が過ぎてしまいました。









テーブルシアターという小さい人形劇についても教えてもらいました。


みんなでお弁当を食べた後、午後からは、いよいよ簡単な人形作りです。
キットで恐竜のウレタン人形を作って、動かし方のコツを教えて貰いました。







それぞれの恐竜たちには、名前や特徴があって、「この子は、こんなものを食べている」とか「虹色の羽でどこまでも飛んでいける」とか「人を背中に乗せている」とか、それだけでも素敵な物語になっていました。
劇団の方から、人形を動かす時には「この子は、どこへいくのか?」「何をしたいのか」「どこに着地するのか?」など、いろいろと想像しながら動かしてみることが大事だと教えていただき、輪になって演じてみました。
最後にみんなが作った恐竜を持って記念写真!



プロの世界に触れ、夏休みの最後にとても素敵な体験が出来ました♪
ひとみ座のみなさん、ありがとうございました。
10月27日(日)の「9月0日大冒険」の八千代公演が、ますます楽しみになりました!
作った恐竜を市民会館大ホールのホワイエで展示します。忘れずに持って来てね~!
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▼人形劇団ひとみ座「9月0日大冒険」公演詳細