春らしい日差しが感じられる季節になりました。
子どもネット八千代では、ぱぴぷぺぽ劇場さんの人形劇「三枚のおふだ」を3月6日(日)に勝田台文化センターで鑑賞しました。

コロナが落ち着かない中、感染対策を一番に考え、安心して観てもらいたいと、公演日の直前により広い会場に変更し、300人規模の会場で90人で鑑賞しました。

大きめの会場でゆったりと

看板を設置してお出迎えです。この看板は、ぴょんぴょんサークルが作ってくれました。

立体パーツは子ども達の力作です

ぱぴぷぺぽ劇場さんには会場変更を快く受けてもらいました。さぁ、公演前の打合せです。

開演です。

コロナ前は、さじき席といって敷物の上に子どもたちだけが集まって、ぎゅっと座ってみていました。

コロナでこれを見直し、感染対策のため、さじきエリアには各自レジャーシートを持ってきてもらい、間を空けて家族単位で座ってもらいました。

事前のワークショップもあってか参加率が高く、幼児対象の鑑賞会でしたが、小学生から大人までも多く参加してくれました。

小さい人はお母さんのおひざの上で
小学生や大人はイス席で

あいさつ係はオリーブサークルの小学生と中学生です。

あいさつの札は和尚さんと小僧さんにしてくれました

いよいよ舞台が始まります。
小さな作品の「コロコロケロロン」から。カラフルな玉がポンと登場すると、みんなが舞台に注目。公演後のアンケートでは、多くの子どもたちがカエルの絵を描いていました。カエルたちのコミカルな顔や動きが子どもたちは大好きになったようです。

「だいこんにんじんごぼう」はお風呂の歌からスタート。
みんなで顔、あたま、おなかをゴシゴシ♪ そして野菜たちが登場です。

お風呂に入ると、えぇっ!おとなも子どもも仕掛けにびっくりしていました。

換気のために、休憩をいれて、最後の作品「三枚のおふだ」です。
はじめは、憎めない感じの小僧さんにクスッとしたり、優しいばば様にほっこり。
いよいよ〝やまんば〟が登場すると、何人かの子どもたちがびくっとなっていました。

こわい〝やまんば〟に追いかけられるシーンでは、小さな舞台なのに、
さまざまな工夫がされていました。

子どもたちはドキドキしながらも、最後はホッとしていました。

とってもかわいかった!と大好評
野菜たちの性格が違って、愛らしい形もいいですね。
小僧さんと優しいばば様

プレゼント係さんは、プーさんサークルです。

だいこん、じゃなくて、おいしい千葉のかぶ、にんじん、里芋です。

公演中、音に合わせて体を動かしたり、舞台に近づいたりする乳幼児の子。
じーっと集中している子。あ、カエルだ、だいこんだ、と声を出す子。
大人だけでなく、大きくなった中学生からも小さな子たちの反応に癒やされたと感想をもらいました。ずっと小さな頃から舞台を観続けているから、優しいまなざしを向けられるんですね。

公演後のアンケートでは、

◆たのしかったです、またきたいです。

◆三まいのおふだは、こわかった。

◆色と動きの世界、よかったです。

◆コロナ禍で大変な中、このようなリアルに見れる機会をありがとうございます。Zoomよりもリアルが何でも良いですね。

◆三枚のおふだはやまんばの迫力がすごくて息子は目をふさいで怖がってました。三枚のおふだをちゃんと数えていて、「あと1枚だ、使え」と言ってたのには成長を感じました。

など、たくさんの〝よかった〟の声をいただきました!

舞台にくぎづけ!
楽しむ様子に観客も思わず笑顔に

改めて、生で観られる舞台の大切さを感じたコロナ禍の鑑賞会でした。

おいけ家金魚さん、小川耕筰さん、子どもから大人までみんなで楽しめる舞台をありがとうございました!

看板係さん。自分が作ったパーツは大事に持ち帰りました!
舞台裏のおいけ家さん(右)と小川さん(左)

公演の模様をおいけ家金魚さんがブログに書いてくださっていますので、ぜひご覧ください♪

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