2024年1月12日(金)八千代市市民会館第三会議室

新年最初のサークル長連絡会の後、3月2日(土)に鑑賞する「水嶋一江&ストリングラフィ・アンサンブル 糸の森の音楽会」の事前交流会を開催しました!ゲストはスタジオ・イヴより、ストリングラフィの考案者でもある水嶋一江さんと、制作の八重樫みどりさんです。

※写真はクリックで開きます

糸と紙コップで出来た楽器というと、小さなものを想像する方も多いかと思いますが、ストリングラフィで使われる絹糸は、会場いっぱいに張り巡らされます。空間全体が大きな弦楽器となり、アンサンブルは、弦楽三重奏のようにソプラノ、アルト、ベースに分かれて演奏されるそうです。

公演では100本近い糸が使われますが、今回は糸一本でデモンストレーションしてくださいました。水嶋さんが糸をつま弾くと、紙コップの反響とは思えない程大きな音にみんなびっくり。手袋をした指先で糸をこすると、今度は鳥のさえずりが!さらには曲の演奏まで!!驚きの連続でした。

▼デモンストレーションの動画(Instagram投稿)
https://www.instagram.com/reel/C2BkRAfhTmC/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

参加者から一人、音出しに挑戦!

今回は体験キットをご用意くださり、参加者もペアで音出しに挑戦しました。

水嶋さんと八重樫さんのリードで、パートに分かれて簡単な合奏も体験。

▼体験の様子 動画(Instagram投稿)
https://www.instagram.com/reel/C2G9knuhNE6/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

短時間でしたが、ストリングラフィの魅力を大いに満喫することができました。

最後に設けた質問タイムでも、みなさん聞きたいことがいっぱい。

印象に残ったストリングラフィ豆知識をご紹介します。

  • ストリングラフィは、バイオリンに近い音色で何となく西洋風なイメージも感じますが、外国ではチューニングが細かく繊細で、日本的だと言われる
  • 後進指導も行っており、大学生の奏者もいる
  • ストリングラフィの仕組みは科学的でもあり、理科の教科書に載っていたことがある。科学館での公演やテレビ出演も多数経験。小学校での公演数も多く、430校程。
  • ストリングラフィで使われる紙コップは、使えば使うほど良い音が出る。使い込んだ方が調弦も決まりやすい
  • 演奏の際、奏者が美しく舞うように動くためダンスの公演と思われることもある。コンテンポラリーダンサーからストリングラフィ奏者になった人もいる

いかがでしょうか、ストリングラフィのイメージが膨らみましたか?子どもから大人まで楽しめる、ここでしか聴くことのできない、不思議で楽しく美しいストリングラフィの世界を、ぜひご自身で体験してくださいね!

 

▼スタジオ・イヴさんのブログで交流会のことを掲載してくださっています
https://stringraphy.wordpress.com/2024/01/12/%e3%80%8c%e7%b3%b8%e3%81%ae%e6%a3%ae%e3%81%ae%e9%9f%b3%e6%a5%bd%e4%bc%9a%e3%80%8d%ef%bc%88%e4%b8%bb%e5%82%ac%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e5%85%ab%e5%8d%83%e4%bb%a3%ef%bc%89/

2024年3月2日(土)公演
「水嶋一江&ストリングラフィ・アンサンブル 糸の森の音楽会」

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