2026年3月20日(金)〜22日(日) 千葉市少年自然の家 <子どもゆめ基金助成活動>

3/20から2泊3日、八千代市から貸切バスで千葉市少年自然の家に行ってきました。1時間強で着いた場所は、自然と暗闇がしっかり残る特別な場所でした。ちょうど桜の花も咲き始めるころでした。

小学3年生から大学生、支える青年に大人の総勢44名でのバンガローキャンプ。異年齢で構成された5つの班で交流を重ねていきます。

高校2年生の実行委員長を中心に、12名の実行委員メンバーで構想を練った今回のキャンプのテーマは『前前前世』。 

しおりより抜粋すると「昔の、全食自炊していた時のキャンプ、バンガローで寝袋にくるまって寝ていたあのキャンプにできるだけ近づけたい!」

コロナ禍で一旦中止してしまった活動を再開させ、コロナ禍以前とは違うスタイルで実施していたキャンプを、『前前前世』に近づけたい!という高校生諸君の熱い願いがあったようです。

10回の実行委員会の他、2回の事前交流会を経て、いよいよ出発の朝を迎えました。

集合場所の村上駅前に子どもたちが集まってくる頃、最終打ち合わせ。実行委員たちの顔つきが急に真剣になり始めたことは印象に残っています。

現地に到着して荷物を置いたら、さっそく争奪ゲーム開始!

これからの数日間で、自炊のために必要な食材を争奪するためのゲームです。

自炊のメニューはざっくりと決まっていますが、材料争奪をしくじると、カレーにもやしが来たり、焼きそばにジャガイモが来たりします。

争奪ゲームは数日に渡って繰り広げられ、「文字をつくる」「触感を表現する」「瞬発力で勝負する」「器用さ求む」などなど、得意分野でチームに貢献しながら子どもたち、そして子どもと大人たちも距離を縮めていきます。

実行委員が考え、やったゲームは

  • ぐるぐるバット
  • お玉リレー
  • 借り人競争
  • 豆つまみ
  • 絵伝言ゲーム
  • 箱の中身はなんだろな
  • 瞬間移動ゲーム
  • あたま・おしりゲーム などなど!

 

キャンプといえば、かまどでの自炊です。

千葉市少年自然の家の敷地は大変広く、今回、2箇所の炊事場を使いました。

初日に使用した炊事場からみえた景色はとてもきれいでした。

薪を割って、薪をくべる。火をつけて、火を絶やさない。

高校生から新中学生へ伝授する場面があちらこちらで見られました。

薪の組み方にも工夫と違いがありました。

何にもしない子に無理にお役はないのだそう。
 「そんなの班長や高校生がやってたらそのうちやるでしょ」by 高校生

段取りのいい班と、メニュー的にも遅れをとる班と様々。包丁の扱いは当然上手ではありません。見ていられないほどなのに、怪我人は出ませんでした。

夜には班長・実行委員メンバーで、かなり長い時間のミーティングをします。

困っている子はいないか?翌日以降の準備もするので夜中になってしまいました。

2日目はクライミング体験をしました。

「この施設はセルフサービスです」と施設利用案内にあるように、想定しているような担当の方の話を聞くというスタイルではありません。事前に下見をした大人スタッフから注意事項を聞いて、子どもも大人もクライミングする人を守る人の役割も担います。

そそり立つ壁は、見るのとやるのじゃ大違い。「こわっ」「むずっ」力技で登頂する子もいる一方、柔らかい股関節を武器にすいすいと登りきる凄技中学生女子もいたり。

さあ、夜はキャンプの本命「キャンプファイヤー」のスタート。高校生と青年で気合いを入れる。

実はどういう演出で点火するのかは、子どもたち到着の5分前に決まったそう。

『前前前世』のMVからヒントを得て原始人になって火を灯すという演出。

ひたすらにファイヤーの周りで踊る・踊る・踊る!

小学3年生から大学生・社会人の青年たちまで(なんなら大人も)声張り上げて、踊る、走る、手をつなぐ!

真っ暗闇の中のファイヤーの炎と人のうごめきは、言葉では言い表すことができない何かがあるのだと彼らは言います。

「一番気合をいれるもの」「一体感を生むもの」「キャンプ一番の盛り上がり」「踊り」

キャンプファイヤーとは?の問いに、彼らから引き出した珠玉の言葉です。

夜の時間もお楽しみ♡

最終日は体育館での交流。バスケにフリスビー、ボール投げにカードゲーム。絵描きと体育館での交流スタイルもそれぞれ。

最終日は班ごとにキャンプの振り返りの時間も持ちました。一人一人、全員と握手を交わして締めくくっていきます。振り返りながらも交流は続いていき、もう親戚の集まりのようになっています。

とにかくよく歩いた広い広い敷地のこの場所を迷子になったら一大事と、常に班で動いたこともいい思い出です。

実行委員のメンバー、子どもたち、そして大人も入れた総勢44名はひとつの大きな思い出を胸にして『前前前世』のキャンプ無事に終了です。実行委員長が言うには、やろうと思っていたことは全部やれたそうです。

コロナ禍の前と後、時代は変わってスタイルも変わる。

時代が変わっても「交流をもつこと」の大切さと面白さを満喫できた3日間でした。

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