「水嶋一江&ストリングラフィ・アンサンブル 糸の森の音楽会」報告

2024年3月2日(土) 勝田台文化センターホール

「ストリングラフィ」は、演者でもある水嶋一江さんが考案した絹糸と紙コップからなるオリジナル楽器です。
子どもネット八千代では7年ぶり、4回目の公演です。午前の部、午後の部の2回の公演を行いました。

ピノキオサークルさん制作の立体的な看板がお出迎え

ホールに入ると、みなさんまず驚いていたのはストリングラフィのスケールの大きさです。
会場いっぱいに糸が張り巡らされます!とチラシでもお伝えはしていたのですが、実際に目にしてみると想像以上。ソプラノ、アルト、ベースに分かれて100本近くの糸が使われています。

今回の座席は糸と糸の間に大きな平土間を作りました。

会場の様子伝わるでしょうか

ローズサークル・そらまめサークルが、午前のチケット係とあいさつ係を分担して担当しました

午後の部のチケット係はリトルギャングサークル、あいさつ係はピーターパンサークルのお姉さまが担当

開演すると今度はその音色にビックリ!
とても糸と紙コップだけで出ている音とは思えない美しく力強い響きに、一瞬で心が奪われてしましました。
弦楽器の中に入ったみたいだなぁとうっとりしていると、打楽器のような音が出たり、小鳥のさえずりやニワトリや犬の鳴き声がまで。驚きと感動の連続で、幼児から大人までがそれぞれの視点、感性で楽しむことができました。
 
体験コーナーでは実際にストリングラフィに挑戦!

上手く音が出るかな?
もっちーの指揮で演奏に合わせて!

体験後は午前、午後一名づつ、ストリングラフィ・アンサンブルのメンバーと一緒に、山の音楽家を演奏してくれました。どちらも堂々としてとっても上手でしたよ。


途中に盛り込まれた「ストリングラフィの秘密」トークにもみなさん興味深々でした。

 

小さな子も多かった午前の部では、もっちーのリードでチェチェッコリのダンスタイムにも挑戦。
ちょっと大人の雰囲気の午後の部では、水嶋一江さんのオリジナル曲「森の記憶」が演奏されました。 森を渡る風の音まで感じられるような美しい響きに、心が潤いました。
ストリングラフィの魅力にたっぷり触れて、約50分があっという間。

どんなことが心に残ったかな

最後はプレゼント係さんから、紙コップでラッピングしたお茶とお菓子をプレゼントしました。

午前の部、ぴょんぴょんサークル
午後の部、JAMサークル

1月に行われた事前交流会の後、公演のご案内にあたってストリングラフィ・アンサンブルのみなさんをどうお呼びすればよいかと、スタッフの間で話し合ったことがあります。
楽器だから奏者ではないか?美しく舞うように奏でる姿はそれ自体も芸術、やはり演者さんとお呼びしよう!と。少し迷いもありながら迎えた公演当日でしたが、やはりどちらも正解!
奏者であると同時に、全身で豊かな表現をされる演者さんでもありました。

ベース 鈴木モモさん
ソプラノ 水嶋一江さん
アルト 篠原もとこさん

生のステージから得るパワーは本当に大きいですね。
何度聴いてもまた体感したくなる、回を増すごとにパワーアップしているストリングフィの音楽会でした。またお会いできますように!



今回公演では嬉しいことがもう一つ。2組の新入会がありました。小学生のお姉さんが手作りメダルをプレゼント。午前の部公演前にはあいさつ係さんからご紹介がありました。

共催:公益財団法人八千代市地域振興財団
この公演は令和5年度八千代市市民活動団体公益事業補助金対象事業です。
子どもネット八千代は、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃん世代まで一緒に楽しめる生の舞台芸術を届けています!

前日準備の様子(動画あり)

https://www.instagram.com/reel/C3-dIv3Bx0E/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

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