2023年11月5日(日) 八千代市立村上小学校体育館

大活躍したみんトラくんの立体看板も今日が最後の出番

子どもネット八千代では、12年ぶり(地域公演を除く)に小学校の体育館での鑑賞会開催となりました。

当日は寒さを心配していましたが、なんと、暑いくらいの体育館鑑賞日和となりました。

さあ、劇団が到着しました。体育館がどんな風に「劇場」に変わるか、楽しみです。

※写真はクリックすると開きます

平土間でも見やすいよう工夫された座席にビックリ。体育館公演が進化している!
子ども達のマット席、劇団の持ち込みベンチ席、パイプ椅子席、平台の上にパイプ椅子を置いた席、パイプ椅子の上に敷いた板の上のパイプ椅子席を、みんなで協力して設置しました。

その間に舞台の仕込みや2階照明のセッティングも着々と進んで行きます。

そして体育館があっという間に劇場に早変わり!!
大きな山の風景を描いた幕が設けられた舞台が完成し、今度はリハーサルが始まりました。

そして会場には、子どもネット八千代の有志が作ったトラの立体看板に、韓国の折り紙で折った韓国風の飾り、子どものアトリエ「お面を作ろう」のワークショップで作ったトラのお面も飾りつけ、観客を迎える準備が整いました♪

着替えを済ませた演者さんも見学にやって来て、とっても喜んでくださいました。
色鮮やかな民族衣装がステキ~!これから始まる舞台にワクワクしますね!

受付係は、スワンサークルとシリウスサークルです。子ども達がこんな風にスタッフを楽しんでいる姿を見せてくれると、大人も嬉しくなります。

今日のプレゼントは、プーさんサークルが準備した、韓国のお菓子と韓国海苔。それにチマチョゴリの折り紙をセットにして、終演後に子ども達からお渡ししました。

開演前のあいさつ係は、ひかりレクセルサークル。マイクなしの会場で、作ったトラのお面を持って、しっかりあいさつしてくれました。

そしていよいよ開演です。

オペレッタは歌を中心に物語がすすみます。「トラの恩がえし」は韓国・朝鮮で広く語り継がれているお話です。ケガをして苦しむトラを助けた優しい木こり。思いがけずに助けられたトラは、木こりへこっそりと恩がえしを始めます。トラの行動は時には無謀で、コミカル。それでも一生懸命に木こりに恩がえしをする姿は、愛おしさを感じさせます。

ともしびの素晴らしい歌声と民族楽器の生演奏、華やかな民族衣装に、ときにはクスっと笑え、最後の恩がえしでは、みんなが息をのむのがわかりました。演者の声量、目線、息づかい、空気感を共有し、臨場感や一体感を味わえるのは、生の舞台ならではの醍醐味です。さらに体育館公演ということで、舞台と観客の距離が近く、一層迫力を感じられました。他の観客の反応もよく見え、心が動く様子がよくわかったという声もありました。

最後には韓国の大道芸があり、子どもはもちろん多くの大人も「すごい!」と感動している様子が伝わってきました。

今回、八千代市教育委員会の後援をいただき、八千代市内の小学校にチラシを配布しました。
学校公演はほとんど行なわれていない八千代市で、子どもネット八千代として、小学校の体育館という身近な場所で、家族や仲間と舞台を観るという貴重な機会を提供できました。

オペレッタ劇団ともしびのみなさん、会場作りから、公演、終演後の片付けまで、一緒に舞台を作り上げることができて、とても楽しかったです。素晴らしいステージをありがとうございました!

▼参加者の感想をアンケートから抜粋してご紹介します

▼鑑賞会直後に会員から寄せられた感想やその後のエピソード集

子どもネット八千代では、この公演に向けて、「みんなで楽しむトラの恩がえし」プロジェクトと名付け、5~6月のトラの立体看板作りに始まり、7月から10月まで毎月、八千代市内の地域別に、韓国・朝鮮やトラにまつわるあそびを企画。半年に渡ってこの日を楽しみにしてきました!!